ネイティブキャンプではTOEICの対策コースがあります。教材が充実しているネイティブキャンプではTOEICの教材も質の高い内容になっています。
ネイティブキャンプのオンライン英会話を習う目的には様々ありますが、英会話力が上達していく過程で英検やTOEICなどに挑戦してみようと考える人も多いでしょう。最初から英検合格やTOEICでの高得点を目標とする人もいます。
ネイティブキャンプは、英検二次試験対策コースも充実していますが、TOIEC対策コースも英語学習者の間で定評があり、しっかり利用すれば高得点が期待できます。
この記事ではネイティブキャンプのTOEIC対策コースについて解説していきます。
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースは2種類の教材で
オンライン英会話のネイティブキャンプは、子供から大人まで幅広いニーズに対応していて人気があります。リーズナブルな費用で、コースや教材などサービスがとても充実しています。予約なしでも24時間利用できて、レッスン回数が無制限という画期的なシステムが特徴的です。
TOEIC(Test of English for International Communication)のテストの種類にはいくつかありますが、最もポピュラーで受験者数が多く一般的にTOEICと呼ばれているのが、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R TEST)です。
実用英語技能検定(英検)は級のレベルに応じた難易度のテストを受けて、級の合格を目指します。TOEIC L&R TESTでは、合否判定はなくスコア評価です。満点の最高が990点になり、英語の習熟レベルに関係なく全員同じテストを受けるのも特徴的です。
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースには、「TOEIC L&R TEST 600点対策コース」と「TOEIC L&R TEST 800点対策コース」の2種類があります。
目安としては、TOEIC600点は英検2級程度のレベル、TOEIC800点は英検準1級程度以上のレベルを目指す、英語能力の中級から上級者向けになります。
TOEIC対策コースは、予約をしない「今すぐレッスン」の場合、コイン(追加料金)なしでも利用でき、教材費も不要です。
TOEICの出題内容
TOEIC L&R TESTは、リスニング(聞き取り)とリーディング(読解)から構成されていて、それぞれ100問(合計200問)が出題される形式です。
- リスニング
Part 出題形式 出題数 出題内容 Part 1 画像選択問題 6問 文章を聞いて、4つの絵の中から、その文章を表す絵を選ぶ。 Part 2 応答問題 20問 質問を聞いて、4つの選択肢の中から、応答として適切な文章を選ぶ。 Part 3 会話問題 10問 2者の会話を聞いて、2つの設問に解答する。看板や広告を参照する問題もある。 Part 4 説明文問題 14問 短いメッセージを聞いて、2つの設問に解答する。看板や広告を参照する問題もある。 - リーディング
Part 出題形式 出題数 出題内容 Part 5 短文穴埋め問題 15問 語や句が1カ所抜けている文を読んで、それを完成させるのに最も適切な選択肢を選ぶ。 Part 6 長文穴埋め問題 15問 語や句または文が3カ所抜けている文章を読んで、それを完成させるのに最も適切な選択肢を選ぶ。 Part 7 読解問題 20問 1つの文書を読んで、それに関する2つか3つの設問に解答する。
それでは、ネイティブキャンプのTOEIC対策コースで学習できる内容について解説します。
ネイティブキャンプのTOEICリスニングの対応について
TOEIC L&R TESTにおいて、ナレーションや会話の音声を聞いて設問に解答するリスニングセクションのパート1~4(パート1:写真描写問題、パート2:応答問題、パート3:会話問題、パート4:説明文問題)の全てに、ネイティブキャンプのTOEIC対策コースは対応しています。
600点コースでは80回以上のレッスン、800点コースで30回以上のレッスンで構成されています。ステップを踏んでまずは600点を目指すという人が多いでしょう。
まだ600点を目指すのは早いと感じる人でも優しく丁寧に指導サポートしてくれるので、問題なくレッスンが受けられます。
ネイティブキャンプのTOEICリーディングの対応について
TOEIC L&R TESTにおいて、印刷された問題を読んで設問に解答するリーディングセクションはパート5~7がありますが、ネイティブキャンプのTOEIC対策コースはパート7の読解問題に対して提供しています。
パート5の短文穴埋め問題とパート6の長文穴埋め問題は、現時点において対応していませんが、公式サイトでは随時更新予定との記載もあるので追加される可能性もあります。
多くのオンライン英会話ではリーディング対策に対して提供していないケースもあるので、ネイティブキャンプが選ばれている理由の一つでしょう。
リーディングはTOEICのパート7に対応していて、600点コースで40回のレッスン、800点コースで30回のレッスンで構成されています。
リスニングとリーディングを合わせると、600点コースで合計120回以上となり、毎日1回でも約4か月間です。レッスン回数無制限で可能なので短期集中で受講して成果を出したい人にもネイティブキャンプはおすすめです。
ネイティブキャンプのTOEIC対策の教材について
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースの教材は、ネイティブキャンプオリジナルの教材を使用し、書籍などの教材を購入する必要はありません。
教材の内容はレッスン開始まで見ることができず、レッスン中に閲覧できるようになります。したがって、事前に予習をすることはできません。
初めてTOEIC対策のレッスンを受ける場合など少し不安で、出題形式の傾向を知っておきたい場合には、TOEIC公式サイトのサンプル問題で確認しておくのも良いでしょう。
レッスン終了後には、受講したレッスン履歴から閲覧が可能となり、音声も聞けるので復習がしっかりできます。
ネイティブキャンプのTOEIC対策教材のレッスンの進め方
次にTOEIC対策のレッスンについて、リスニングとリーディングのそれぞれについて進め方を解説します。
TOEICリスニング問題のレッスンの進め方について
ネイティブキャンプのTOEIC対策において、リスニング問題であるパート1~4(1:写真描写問題、2:応答問題、3:会話問題、4:説明文問題)のレッスンの基本的な流れについて紹介しましょう。
実際のTOEIC L&R TESTの出題傾向を考慮した模擬問題になっています。ステップ1では問題の音声を聞いて自分の力だけで解答にチャレンジします。ステップ2でどの程度聞き取れていたのかリピートして音読し確認します。
穴あき文章で埋めていくなどもあります。ステップ3で聞き取れなかった部分の原因を講師のレビューを受けて、理解できなかった語彙や表現などを学びます。
ステップ4で問題に再チャレンジ(パート1)やショートロールプレイ(パート2)、高速音声で問題文を聞く訓練(パート3,4)などをします。
同じ文章を高速音声で聞いてスピード感に耳を慣らし、次に通常のスピードの音声を聞いて遅く感じる体験を繰り返すうちに、聞き取る力がアップする効果が十分に期待できます。
TOEICリーディング問題のレッスンの進め方について
ネイティブキャンプのTOEIC対策において、リーディングであるパート7の読解問題のレッスンの基本的な流れについて紹介しましょう。
600点コースでは、1つの問題に対して2回(LearningとPractice test)のレッスンに分かれています。
1回目のLearningでは、ステップ1で音声を聞き取り、ステップ2で音読を行います。ステップ3でポイントとなる語彙や表現を確認して学習し、ステップ4で学習した語彙や表現の穴埋め問題にチャレンジします。
2回目のPractice testでは、ステップ1で読解問題を自分の力だけで解答します。ステップ2で答え合わせをしながら、解答を導くためのポイントを講師が指導します。ステップ3と4で練習問題に挑戦して理解をより深めます。
教材はTOEIC対策ばかりではない
ネイティブキャンプの特徴の一つに「豊富な教材」があります。TOEICの学習を進めるうえで、ネイティブキャンプではTOEIC対策以外での教材やコンテンツも有効に利用することができます。
以下、有効に利用できる教材、コンテンツについて紹介していきます。
自習用コンテンツの利用も効果的
ネイティブキャンプに入会をしていると無料で利用できる自習用コンテンツ、「聞くコンテンツ」と「読むコンテンツ」もTOEICの対策学習に効果的でおすすめです。聞き放題・読み放題という便利なコンテンツです。
聞くコンテンツには、耳を鍛えるための5つの効果的なトレーニング方法(リスニング・意味チェック・聞き読み・パラレル・リーティング・シャドーイング)が用意されています。
読むコンテンツには、読む力を鍛えるための6つのトレーニング方法(リーティング・リーティングクイズ・聞き読み・リスニング・シャドーイング・サマライズ)があります。
英語のレベルに合わせたトレーニングメニューから、自分のペースで学んでいけます。ステップを踏んで、リスニング力やリーディング力が向上するので、TOEIC L&R TESTの対策学習にもなります。
教材「文法」の利用も効果的
ネイティブキャンプの教材「文法」を利用してレッスンを受けることもTOEIC対策に効果的な学習方法です。予約なしの今すぐレッスンでも受講できます。
入門・初級・中級・中上級の4つのレベルに分かれていて、中級や中上級のレッスンで幅広い表現を身につけて、英語力の基本を固めることができます。
TOEIC L&R TESTのリーディングのパート5とパート6の穴埋め問題について、ネイティブキャンプのTOEIC対策コースとしての提供はありませんが、教材「文法」で強化すると対応できる力がアップするでしょう。
TOEICリスニングの攻略
次に、TOEICのリスニング問題について、PARTごとに出題内容や攻略方法をまとめます。以下ご確認ください。
TOEIC問題 PART1 写真描写(6問)
PART1は問題ごとに写真が1枚用意されていて、写真の内容について正しい選択肢を選ぶ形式です。設問文と選択肢は書かれていません。
問題に対して5W1Hを聞き取ることで、誰が何をしているのかを知り、解答できる内容になります。基本的な文法を学習することで得点をアップすることができます。
TOEIC問題 PART2 応答(25問)
PART2の問題は日常でのワンシーンや短い文章の説明などがあり、文章は基本的に短いですが、よく聞いて回答を導き出す必要があります。
問題に出てくる疑問詞を聞き取ると、どのように答えるのか推測でき、解答を導き出すことができます。例えば「When」や「Where」、「Who」などの疑問詞が来れば、それぞれ時、場所、人が書かれた選択肢を選べばよい、といった感じです。
TOEIC問題 PART3 会話(39問)
PART3は複数の人による会話を聞いたあと、会話の内容について解答する形式です。設問は各問いに3つずつあるので、会話を注意して聞き取る必要があります。
設問文を最初に読んでおいて、あらかじめどのような内容についての会話なのか知っておくと回答しやすいです。文章を聞き取る力を養うことが対策になります。
TOEIC問題 PART4 説明文(30問)
PART4の出題形式は、part3とほとんど同じです。あらかじめ設問を読んでおくと解答しやすいです。設問は各問いに3つずつあり、合計30問になります。
トピックとしてアナウンスや公的な会話が多いので、あらかじめ、対策としてニュース英語やビジネス英語の教材で学習しておくことをおすすめします。
TOEICリーディングの攻略
TOEICのリーディング問題は、とにかく時間配分に気を付けて解答していく必要があります。
各PARTの冒頭にあるDirections(指示文)は基本的には読まずに問題が解けるので、読み飛ばしていきます。
事前に問題集を繰り返し解くことで傾向をつかんでいきます。各PARTの対策について以下内容をまとめます。
TOEIC問題 PART5 短文穴埋め(30問)
PART5は、短文の穴埋め問題になります。いわゆる、「文法問題」で、文法の知識が必要になってきます。文章中に()があり、当てはまる単語を4つの選択肢から選び解答します。
対策は、文法をしっかりと復習することになります。英文法の知識、および文脈の流れも把握が問われるので、とにかく練習問題をたくさん解くことをおすすめします。
TOEIC問題 PART6 長文穴埋め(16問)
PART6から長文問題になります。長文の中にある空欄に当てはまる解答を選部形式ですが、文法と文脈を読み取る力が要求されます。
全部で16問、長文の中に4つの空欄があって、文法や文脈から当てはまる選択肢を選ぶ形式になります。内容は手紙やメール、アンケートなど、日常的なトピックになるので、あらかじめ特徴をつかんで勉強しておくと良いでしょう。
TOEIC問題 PART7 長文読解(54問)
PART7は、TOEICの全問題の中で英文の量が最も多いです。時間もかかりますので、時間配分に十分注意しましょう。
問題形式として、3種類の長文問題が出題されます。それぞれの内容に関する設問が2〜5つあり、問題数も一番多いです。最初に設問を読んで理解して、関係のある箇所を探していく方法が有効です。時間を気にしながら進めていくようにしましょう。
ネイティブキャンプに入会する方法
ネイティブキャンプは、まず無料トライアルに申し込むことが、入会の第一歩となります。
期間が7日間ある無料トライアルで、回数無制限でレッスンを受けることから始めます。オンライン英会話スクールの多くは無料体験レッスンが2回くらいの受講ですが、ネイティブキャンプは無制限にレッスンを受講することができ、しかも7日間という長い期間になるので、無料トライアルだけでもお得であることが分かります。
期間中にできるだけたくさんのレッスンを受けて、いろいろなパターンを知っておくと英会話上達の第一歩となります。また、多くのレッスンを受けることにより、実践的な英会話を体感でき、英会話に慣れるための効果が十分期待できます。
まずは無料トライアルの申し込み手続きを行うことから、下記のボタンより公式サイトへお進みください。
まとめ:ネイティブキャンプのTOEIC対策コースはおすすめ
いかがでしょうか?
ネイティブキャンプにおいてTOEIC対策のレッスンを受けることについてのまとめでした。
TOEIC対策コースは他のスクールでも対応しているところが多いですが、ネイティブキャンプは対策コースばかりでなく他の教材も組み合わせて学習することができるので大変おすすめです。
これを機に是非ネイティブキャンプでTOEIC対策のレッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
よろしくお願い致します。
コメント